症状としては腰やでん部の痛み、下肢にしびれや痛みが生じます。足に力が入りにくくなることもあります。動きにくくなったり、重いものを持ち上げると強い痛みが出たりすることもあります。治療は強い痛みがある時期は、安静を心がけ、コルセットを装着することもあります。消炎鎮痛剤や筋弛緩薬などの投与、神経ブロック(炎症を抑える薬剤の注射)などで痛みを緩和します。
また、電気や牽引などの物理療法や運動器リハビリテーションを適宜行います。最近では内視鏡による低侵襲手術も広く行われるようになっています。
腰部脊柱管狭窄症
特徴的な症状は、歩行と休息を繰り返す間欠跛行(かんけつはこう)です(長い距離を続けて歩くことができなくなります)。腰痛は強くなく、安静時にあまり症状はありませんが、立っていたり歩いたりすると、ふとももや膝から下にしびれや痛みが生じて歩きづらくなりますが、前かがみになったり、腰かけたりすると痛み・しびれが軽減します。脊柱管狭窄症は、加齢、労働などによって変形した椎間板と、突出した骨などにより、神経が圧迫されることによって起こります。
保存的治療はリハビリテーションやコルセット、神経ブロック、脊髄神経の血行を良くする薬物療法などがあります。内視鏡を使った低侵襲手術が行われることもあります。
ドゥケルヴァン腱鞘炎(けんしょうえん)
手首の母指(親指)側にある腱鞘(けんしょう)と、その部分を通過する腱に炎症が起こった状態をいいます。腱鞘のところでスムーズに腱が動かなくなり、手首の母指側が痛んだり、腫れたりします。母指を広げたり、動かしたりすると強く痛みます。主に手の使いすぎが原因で、スポーツや仕事で指を良く使う仕事の人に多いのが特徴です。治療としては、局所の安静・投薬・腱鞘内ステロイド注射など保存的治療を行い、改善が乏しい場合は、腱鞘切開術などの手術を行うこともあります。
骨粗鬆症
骨粗鬆症は、骨の強度が低下して、骨折しやすくなる状態をいいます。骨折を起こすと身体機能の低下をきたし、生活の質が低下し、寝たきりになる場合もあります。骨強度の約70%は骨密度により決まり、残りの約30%は骨質により決まるといわれています。女性ホルモンの低下とかかわりが深いといわれていますので、40代以降の女性では早めの骨密度検査をお勧めします。
骨粗鬆症の治療の目的は骨密度の低下を抑え、骨折を防ぐことにあります。薬物療法、食事療法、運動療法を平行して行い、骨密度を高めましょう。
交通事故による外傷

事故の直後は、はっきりとした症状がなくても身体が損傷を受けている場合があります。よくある「むち打ち症」の場合では、数日経過した後に徐々に痛みが現れることがあり、慢性化する恐れもあります。交通事故にあったときは、一度検査を受けることをお勧めいたします。各社自賠責保険にも対応しています。交通事故に伴う様々な痛みや体の不調など、まずはお気軽にご相談ください。
関節リウマチ
初期には手や足の指の関節が対称的に腫れ、朝、こわばるような症状が現れます。人によっては膝関節や股関節などの大きな関節にも病変が認められ、水が溜まるなど、動きにくくなります。痛みのために日常生活に支障がでてきます。関節だけでなく全身の病気なので、貧血症状が現れたり、体がだるくなったり、微熱がでることもあります。軽症の方も、重症の方もあり、症状も多彩ですが、早期の治療が重要です。